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むし歯ではないのに歯に痛みを感じます。何か原因があるのでしょうか?

Q&A

むし歯ではないのに歯に痛みを感じます。何か原因があるのでしょうか?

むし歯ではないのに歯に痛みを感じます。何か原因があるのでしょうか?

最近歯に痛みを感じるときがあります。以前歯科医院で定期検診を受けたときにはむし歯はなかったので、おそらくむし歯ではないと思うのですが、いったい何が原因なのでしょうか?

ゲートタワースワン歯科・矯正歯科からの回答

むし歯ではないにもかかわらず歯が痛むと、原因がわからないだけに不安を感じてしまうかもしれません。ただ、たとえむし歯ではなかったとしても歯に痛みが生じる原因はいくつか存在します。ここでは、むし歯以外の歯が痛む原因について説明していきます。

ブラッシングの方法を間違えると歯がしみることも

むし歯以外で歯が痛む原因として、まず考えられるのが「誤ったブラッシング」です。ブラッシングは歯のケアをするために必要不可欠な行為ですが、ブラッシングをし過ぎたり乱暴に歯ブラシを動かしたりしていると、「歯肉退縮」を起こしてしまう危険性があります。

歯肉退縮とは、歯の周りの組織がすり減り、歯根が露出してしまった状態のことです。この状態になると、何らかの拍子に歯がしみてしまうケースが多くなります。また、歯肉退縮を放置していると、歯茎と歯の間に隙間ができやすくなり、細菌に感染してしまう確率が高まってしまいます。

歯茎内で細菌が繁殖すると、歯周病が進んでしまう可能性があります。歯が頻繁にしみると感じる場合は、放置せずすぐに歯科医院で診察を受けるようにしてください。

正しいブラッシング方法を覚えよう

歯の痛みをなくすためには、正しいブラッシング方法を覚えるのが大切です。ブラッシングをする際、やってしまいがちな間違いが歯に歯ブラシを強く当て過ぎてしまうこと。毛先さえきちんと歯の表面に当たっていれば、そこまで強く押し当てる必要はないのです。

また、ねり歯磨きをたくさんつけ過ぎてしまうのもよくありません。ねり歯磨きをつけ過ぎると、殺菌作用のある「唾液」までも除去してしまうため、かえってお口の中が非衛生になってしまうおそれがあります。一度のブラッシングで使うねり歯磨きの量は、小豆粒程度が適切です。

ねり歯磨きの中には知覚過敏の症状をおさえてくれるタイプがあります。ブラッシングのあと歯が痛みやすいと感じたら、そうしたタイプのねり歯磨きを意識して選ぶようにするといいでしょう。

その痛み、噛みしめや食いしばりが原因かも

むし歯以外に歯が痛む原因として「噛みしめ」や「食いしばり」が考えられるケースもあります。人は1日20分以上上下の歯が噛み合っている状態だと、歯の周囲の組織を傷つけやすく、痛みが生じてしまう場合が少なくありません。

また、嚙み合わせによる痛みに対処せず、放置したままでいると歯に破切線が入ってしまう可能性があります。破切線が入った歯は神経を抜いたり抜歯をしたりしなければならなくなるため、嚙み合わせが悪いと感じているようならすぐに治療をする必要があるでしょう。

ゲートタワースワン歯科・矯正歯科 院長より

むし歯ではないのに歯に痛みがある場合は、まずブラッシングの方法に問題がないか疑ってみましょう。歯科医院では正しいブラッシング方法について教わることができるため、悩んだ場合には一度訪れてみることをおすすめします。

また、歯の痛みの原因として嚙み合わせの悪さも挙げられます。痛みが大きい場合は、マウスピースを装着して歯が擦り減らないようにしたり、筋肉をリラックスさせたりして対処します。いずれにしても歯に痛みを感じたときには自己解決をせず、なるべく早めに歯科医院の診察を受けるようにしてください。

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